小4の家庭学習で意識したい3つのこと|受験に向けて大切にしたいこと
「小4の時期に、家庭学習で意識することは何ですか? 受験に向けて大切にしたいことは何でしょうか?」——フォロワーさんからいただいたご質問にお答えします。
小4は、ちょうど中学受験の勉強がスタートするご家庭が多い時期。「さあ、ここから受験だ!」と親も気合いが入ります。でも、だからこそお伝えしたいことがあるんです。
大前提:小4は「助走期間」
まずいちばんにお伝えしたいのは、小4はまだ受験の「助走期間」だということ。本番まで2年以上あります。だからこの時期は、無理に詰め込んだり成績で一喜一憂したりするより、5年生・6年生でぐーんと伸びるための「地ならし」をする1年なんです。
畑でいうと、種をまく前に土を耕してやわらかくしておく時期。ここを焦って種をまいても、うまく育ちません。それを前提に、私が意識している3つのことをお話しします。
① 習慣化を最優先に
家庭学習は、「内容」より「習慣化」を最優先に。難しい問題がどれだけ解けたかより、「毎日、決まった時間に、決まった場所で、机に向かえたか」そのものを大事にしてあげてください。
朝に「今日やること」を親子で確認し、終わったら「今日もちゃんとできたね」と1日1回認める。これで十分です。量より「続けられたこと」をほめる。この「机に向かうのが当たり前」という感覚が身についていると、5・6年で本当にラクになります。
② 点数より「直し・正直さ」に目を向ける
丸つけをするときも、点数そのものより「間違いを自分で見つけられたね」「ちゃんと直そうとしたね」をほめてあげてほしいんです。間違いは「ダメだったところ」ではなく「伸びしろが見つかった」サイン。この感覚を親子で共有できていると、5・6年でテストの点数に振り回されてギスギス…ということがぐっと減ります。
③ 親子の信頼関係を築く/勉強を「苦しいもの」にしない
これが、いちばん大切にしてほしいこと。4年生でいちばんもったいないのは、成績が伸びないことではなく、勉強が嫌いになってしまうことです。「勉強=怒られるもの・つらいもの」と4年生でインプットされると、その後2年間ずっと引きずってしまいます。
逆に、「お母さんは点数が悪くても私を信じてくれる」「わからないところも一緒に考えてくれる」という安心感と信頼関係ができていれば、受験で大変なことがあっても親子で乗り越えていけます。親はティーチャー(教える人)でなくていいんです。伴走者——一緒に走る人、「大丈夫だよ」と隣で安心をつくる人。それが4年生の親の、いちばん大事な役割かなと思っています。
今日のまとめ
小4で意識したいのは、①習慣化を最優先に ②点数より「直し」と「正直さ」を見る ③親子の信頼関係を築いて勉強を「苦しいもの」にしない、の3つ。成績は後からいくらでも伸びます。でも勉強嫌いや親子関係のこじれを取り戻すのは、すごく時間がかかります。4年生のうちは、どうか長い目で見てあげてくださいね。

