中学入試では同じ学校を複数回受験することによって、優遇措置を受けられる学校が数多くあります。
学校側も「どうしてもこの学校に入りたい」という生徒に入学してもらえますし、その学校を熱望している受験生にとっても合格できる可能性が高まる、
まさに双方にとってメリットの多い複数回受験。
どんな優遇措置があるのか取り入れている学校の例と一緒に見てみましょう。
加点方式
複数回受験した際、2回目・3回目の試験結果に直接加点する。
栄東 B日程入試では合格得点に30点加点。
東京都市大附属 3回受験した場合3点加点。
4回以上受験した場合5点加点。
いいとこ取り
複数回受験した中で、各教科の最も高かった得点を採用する。
鎌倉学園 各教科ごとに一番良い点数に入れ替えて合計点を算出する。
他にも、カリタス・トキワ松・大妻中野・横浜創英・自修館・藤嶺藤沢など
ボーダーラインで優遇
ボーダーラインに近い受験生に加点する。
攻玉社 第1回・第2回を同時に出願し、かつ両方受験すると「熱望組」として、ボーダーラインを考慮。
明大明治 第2回入試において、第1回受験者を対象に、ボーダーラインにおいて合格点に3点優遇。
繰り上げ合格で優遇
追加合格・繰り上げ合格を出す際に、複数回受験をしている生徒を優先する。
吉祥女子 手続き状況により、追加合格が出た場合、複数回受験者に連絡。
他にも 豊島岡・神大附属・洗足学園・山手学院・青山学院横浜英和など。
他にも、1回目と2回目・3回目の問題がよく似ていたり、同じ分野から出題されることも多いです。
また、複数回同時に出願することによって、受験料の割引がある学校もあります。
学校ごとに異なりますので、複数入試を行っている学校を志望する際は、ぜひHPや説明会で確認してみてくださいね。
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