自己紹介
皆さん初めまして!長男のYです。
本題に入るまでにざっくりとですが、私の経歴を説明したいと思います。
私は小学5年生の時点で中学受験をする決意をし、紆余曲折ありながらも最終的にはSFC(慶應義塾湘南藤沢)に入学しました。その後、中・高とSFCで学び、大学は経済学部(日吉・三田キャンパス)に進学しました。現在は、就職活動を終え残り一年の大学生活を満喫している状況です。
振り返ってみると、中学受験は私の中でも非常に大きなイベントの1つでした。自分の経験が少しでも、全国のお母さん、お父さん、そしてお子さんのサポートにつながればいいな、、、という思いで記事を書くことを決意しました!
拙い文章力で頑張って書いていきたいと思うので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
では、本題に入りたいと思います!
1. 自分の人生を左右する出会いがある
中学受験の大きなメリットの一つに、「出会い」があると思います。
入学初日、クラスの扉を開けた瞬間に受けた衝撃を今でも鮮明に覚えています。
「初めまして!君の名前は何?」
「Yって言うんだ!俺はZ!よろしくね」
こんな風に話しかけてくる子もいれば、自分の机で静かに本を読んでいる子もいました。
クラスルームに違う人生背景、そして価値観を持った子供が40人。1学年で160人。地元で12年を過ごした私にとって、パニックになるような体験でした。
そんな数多くの出会いの中でも、忘れられない出会いがあります。テニス部で一緒になったOと課外活動としてダンスに取り組んでいるWとの出会いです。
初めは二人とも一匹狼タイプで仲良くなりずらいオーラを放っていたのですが、徐々に仲良くなるにつれて、二人にはそれぞれ譲れない価値観があることに気づきました。自分を模索していた当時の私にとっては二人がすごく輝いて見えていたのを今でも覚えています。
現在は、二人とも私とは違う人生を歩んでいますが定期的に会って近況報告をする仲です。この出会いがあったおかげで私は中学受験する前では想像もつかなかった体験、そして挑戦ができたと思っています。
長くなりましたが、中学受験をするメリット1つ目、それは違ったバックグラウンド、価値観を持った人たちと出会うチャンスが無限に広がっていることです。私も最初は「地元の中学校に行きたい」と思っていた1人でしたが、今では中学受験を通じて得る事ができた様々な出会いに本当に感謝しています。
2. 将来の選択肢が狭まらない
二つ目は、私が就職活動を通じてすごく体感したメリットです。
ある程度の中・高・大学に通っていると、就職活動の際に制限される事が全くありません。
小学生の内に「将来の夢」が決まっている子は少ないと思います。もちろん将来的に就職以外の選択肢をとる子もたくさんいるはずです。ただその時に、「就職」という道が用意されているか、いないかは私にとってすごい大事な事だと思います。
特に私みたいに「将来やりたいことが決まっていない」子供達にとって、学生〜就職という安全なルートがあることは、挑戦の幅拡大にもつながります。
私は様々な経験、挑戦を通じて、最終的に「就職」という選択肢を取りました。選択肢が無限にあったことで、私は納得いく形で就職活動を終えることができたと感じています。
たくさんの迷惑をかけましたが、現在は中学〜大学までの高い学費を払ってくれた親にとても感謝しています。
3. まとめ
中学受験のメリットについて私が感じていることを長々と書いてきました。
中学受験。親子ともに、精神そして体力が必要になるイベントです。
「ここまで辛い思いをしてまで中学受験する必要があるのかな?」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
就職を控えている私にとって今一番誇れること、それは「中学受験をやり切ったこと」です。
大学生になった今では、どのような形であれ中学受験を乗り越えた先に、お子さんの人生にプラスになる出来事が待っていると断言できます。
この記事を通じて少しでも皆さんの中学受験がより良いものになる事を、心から願っています。
Y